トラフグの歴史
トラフグの歴史のご紹介
ここ日本におけるフグの歴史はとても古く、縄文時代の化石にはすでにフグの骨が出土されておりました。
つまり、縄文時代には「フグ」=「食」として定着していたと考えられています。
安土桃山時代には、フグを食して命を落とす武士も多くいたと言われており、当時の武将「豊臣秀吉」がフグ毒により死を防ぐために「河豚食用禁止令」を発布しました。
その後、長らくフグの食用禁止の時代が続きましたが、江戸時代の「味噌や醤油の発明をはじめとした食文化の発展」を経て、明治時代には伊藤博文総理大臣がフグの美味しさに感嘆し、これによりフグ食が解禁となりました。
そして1940年代頃から、山口県や大阪府を中心に高級フグ料理が定着し、フルコースが全国的に普及・定着し、現在に至ります。
トラフグの栄養
トラフグは、コラーゲンやタウリンを豊富に含み、また他の魚に比べてカロリーや脂質が少なく、かつタンパク質が豊富なため、美容と健康には最適な魚です。
コラ一ゲン
トラフグに豊富に含まれるコラーゲンですが、栄養価だけでなく、フグの「身の弾力」や「皮の歯応え」も、実はこのコラーゲンのおかげです。
コラーゲンは、身体の皮膚や骨、関節、筋肉、髪などの組織に含まれるタンパク質の一つで、肌にハリを与え骨にしなやかさと強度を生み出してくれる成分と言われています。